機種名だけで適否は決まりません。撮像条件、材料の動き、装置構成、測定可能な検収基準を一体で確認します。
1. 材料と表面
材料、厚さ、寸法、色、反射、硬さを提示します。透明、鏡面、半透明、多色印刷の表面は、照明と光学系に影響します。
2. 枚葉材か連続ウェブ材か
枚葉搬送では積層、分離、吸着、反り、搬入・搬出を確認します。ロール材では、巻出し、張力、平坦化、蛇行補正、巻取りを連動させます。
3. 位置決め基準
未加工ワークの画像と元図面を用意し、穴、十字、エッジ、金端子など、認識対象の形状と周辺ノイズを明確にします。
4. 公差と測定方法
公差の基準、測定器、抜取方法、測定環境を定義します。測定可能な基準がなければ、一貫した装置検収はできません。
5. 穴径・穴数・経路
穴径、個数、配置は、工具、加圧力、移動経路、サイクルタイムに影響します。CADまたは寸法入り図面が有効です。
6. 生産能力と自動化レベル
シフト当たりの投入量、目標生産数、段取り替え頻度を示し、手動、積層自動搬送、ロール・ツー・ロールを比較します。
7. 検収サンプル
通常のロットばらつきを含むサンプルと試験数量を合意します。カタログ値は記載条件に基づくため、実材料で確認します。
よくあるご質問
仕様確定前でもサンプルから評価できますか。
予備評価は可能です。ただし量産適合性の確定前に、公差、サイクルタイム、検収方法を定義します。
カタログの打ち抜き速度を生産能力として使えますか。
穴数、間隔、移動経路、搬入・搬出、段取り替えを含む全サイクルで計算する必要があります。
参考資料
本資料は予備評価を支援するもので、実ワークによる試験に代わるものではありません。最終仕様は見積書と案件文書で定義します。

